大型車誘導区間は、道路の老朽化対策のため、大型車両の通行を望ましい経路に誘導し、適正な道路利用を促進するために設けられています。
国際海上コンテナ車をはじめとした大型車両については、あらかじめ指定した大型車誘導区間のみを通行する場合、個別の道路管理者への協議が不要となっています。
特殊車両通行許可は、国が一元的に管理して許可しています。
大型車誘導区間は、
・高速道路(原則全線)
・直轄国道(原則全線)
・地方管理道路(主要港湾、空港、鉄道貨物駅を結ぶ道路等指定)
以上で全道路の約3%を指定し、特殊車両通行の約8割をカバーしています。
国の一元管理により、許可申請から許可までの期間が短くなっています。